業界にはいろいろな団体があります。
そんな団体のなかで、小規模で傍系の団体が主催した
講習会がありました。
今日の講習会では、
その学問では権威のある先生を講師として招いたのですが、
小規模団体のみでは会場の定員に達しません。
会場がガラガラでは、折角時間を割いて講師をしていただく先生に申し訳ないと
私をはじめ数名サクラとして呼ばれました。
テーマは「水素と日本のエネルギーの今」と言う事ですが
私としてはピンと来ないテーマでした。
しかし、サクラでも参加して、お話聴いて良かったなって内容でした。
講師の先生は、大学の教授で学校でも授業をしている様ですし、
あちらこちらで講演もしている様でお話が上手なのもありますが、
その内容も今の日本のエネルギー対策について改めて考えさせられるものでした。
化石燃料で電気を作ると二酸化炭素が排出されます。
その排出される二酸化炭素によって地球が温暖化すると言われ
二酸化炭素は悪者扱いにされています。
そこで、二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーが、
原子力エネルギーと言われるのです。
でも、原子力発電所からは核のゴミと言われる物が排出されます。
そのゴミは処理することが出来ないので、何処かに貯蔵しておかなければなりません。
政治的に、二酸化炭素を悪者にして原子力エネルギーを推進していく方針です。
しかし、大きなデータで見ると地球は二酸化炭素くらいでは温暖化しない
むしろ、今後50~100年に向けて寒冷化していくと天文学者達は言っているそうです。
水素エネルギーは昔から研究されていましたが、ようやくここに来て陽の目をみる様にりました。
でも、まだまだ商業レベルに乗せるためにはまだ10年くらいかかる様です。
現状で水素エネルギー利用の多くは、テレビCMで良く聞く様になった
「エネファーム」だそうです。
水素で発電し、その発電の副産物の熱で、お湯を作るシステムが「エネファーム」です。
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